注文住宅の3人に1人以上は、住宅性能表示制度を活用しています。
私は、最初に契約した有名ハウスメーカーからは説明がなく、知らずに契約してしまいました!

知らなかっただけで、特に注文住宅では多くの方が活用していることが見えてきました。
【新設住宅全体】
| 新設住宅(令和2年度) | 住宅性能表示制度活用 | 割合 |
| 812,164戸 | 225,609戸 | 27.8% |
【戸建て住宅】
| 新設住宅(令和2年度) | 住宅性能表示制度活用 | 割合 |
| 392,448戸 | 116,315戸 | 29.6% |
(注文住宅)263,097戸 (建売住宅)129,351
【建売住宅をゼロと仮定した場合】
| 新設住宅(令和2年度) | 住宅性能表示制度活用 | 割合 |
| 263,097戸 | 116,315戸 | 44.2% |
建売住宅で少し見込んだとしても、少なくとも3人に1人以上は住宅性能表示制度を活用しています。
注文住宅でもローコスト住宅は、申請手間と費用がかかるため、制度の活用はゼロに近いと考えられます。
なので、注文住宅を建てる方で、住宅性能表示制度を知っている人は、かなりの割合で活用していると考えられます。

特に、「耐震等級3の取得率の高さ」にビックリしました!
| 住宅性能表示制度活用 | 耐震等級3 | |
| 平成13年度 | 5,995戸 | 66.0% |
| 令和2年度 | 225,609戸 | 97.3% |
「耐震等級3」取得にかかる費用と「得られる効果」を比較したうえで、
「費用対効果が高い」と考える人が想像以上に多かったです。
私が家づくりをスタートさせた時に起きた、熊本地震にはとても衝撃を受けました。
なぜなら、「今の耐震基準で建てた家が倒壊・半壊」したからです。
一方で、「耐震等級3」の家の被害は軽微で、地震後も安心して住み続けられることも分かりました。

耐震等級3のデメリットとしては、費用がかかることがあげられますが、、
地震により家(財産)を失うリスクを考えると、メリットの方が大きいと考えました。

| メリット | デメリット | |
| 耐震等級3 |
地震後も住み続けられる 地震保険料 50%割引 |
申請や構造に費用がかかる |
私は住宅性能表示制度を活用し、地震後も安心して住み続けられる「耐震等級3」取得を家づくりの必須条件としました。
住んでから地震が起きましたが、とても安心感があり、しっかりした構造にして良かったと感じました。
「家族の命だけでなく、財産(家)・地震後の生活を守る家づくり」をおススメします。